三世代の家族旅行に向くスライドドアのレンタカー

三世代で北海道へ。車選びは「走り」ではなく「乗り降り」から考える

祖父母と、親と、子ども。三世代で北海道を旅する。年々増えているご利用の形ですが、これがいちばん段取りの難しい旅でもあります。

歩く速さが違う、休憩の必要な間隔が違う、見たいものが違う。この三つのずれをどう吸収するかが、旅の出来を決めます。車の選び方も、大人だけの旅とはまったく別の基準になります。


車選びは「乗り降り」から考える

大人だけなら、荷室の広さや走行性能で選びます。三世代の場合、最優先はここではありません。

スライドドアは、ほぼ必須です

高齢の方は、ドアを大きく開けて乗り降りしたい。子どもは勢いよくドアを開けて隣の車にぶつける。この両方を、スライドドアが解決します。観光地の狭い駐車場では、これがあるかないかで神経の使い方がまったく違います。

ステップの低さ

床が高い車は、膝や腰に負担がかかります。SUVは走行面では優秀ですが、三世代旅行という条件だけで見ると、乗り降りの面では不利です。

2列目の座り心地

高齢の方には2列目に座っていただくのが基本です。3列目は乗り降りが大変ですし、揺れも大きい。子どもを3列目に、というのが自然な配置になります。

おすすめのクラス

  • 4〜5名:シエンタ(1日5,980円)。スライドドアで、床も低い。取り回しも楽です
  • 6〜7名:ノア、セレナなどの1BOX(1日7,590円)。2列目が独立していると、高齢の方が楽です
  • 荷物が多く、人数も多い:1BOX+もう1台の組み合わせも検討してください

6歳未満のお子さんにはチャイルドシートが必要です。年齢と人数をご予約時にお知らせください。


行程は、いちばん体力のない人に合わせる

当たり前のようで、これができていない旅程を毎年見ます。大人の感覚で組むと、確実に無理が出ます。

1日の移動は150kmまで

大人だけなら300kmでも走れますが、三世代では半分に抑えてください。旭川を拠点にすれば、美瑛(往復60km)、富良野(往復110km)、層雲峡(往復130km)と、ちょうどいい距離に見どころが揃っています。

行き先は1日2か所まで

欲張ると、全員が疲れます。午前に1か所、午後に1か所。移動の途中で道の駅に寄る。これで十分すぎるほど中身のある1日になります。

1時間ごとに降りる

子どもも高齢の方も、長時間同じ姿勢は苦痛です。トイレの間隔も短い。北海道は道の駅が充実していますので、ルートを決める段階で「どこで降りるか」を先に決めておいてください。

歩く距離を、事前に調べておく

駐車場から目的地まで、どれくらい歩くのか。階段や坂はあるのか。旭山動物園は園内にかなりの高低差がありますし、層雲峡の滝も展望台まで登ると階段があります。事前に分かっていれば、無理のない範囲で楽しめます。


三世代で回りやすい、旭川周辺の行き先

旭川市内(移動15分圏内)

旭山動物園は坂が多いので、体力に不安があれば時間を短く区切ってください。上野ファームや酒造の資料館は、平坦で歩く距離も短く、三世代向きです。

美瑛(30分)

車から降りずに景色が楽しめるのが最大の利点です。丘の道を流すだけでも十分。青い池は駐車場から少し歩きますが、道は平坦です。

東川・旭岳温泉(1時間)

温泉があるのが強い。ロープウェイで上がれば、歩かずに山の景色が見られます。日帰り入浴で体を休める行程は、三世代旅行と相性が良いと思います。

層雲峡(1時間30分)

滝は駐車場からすぐ見られます。ロープウェイもあり、温泉もある。ただし片道1時間30分ですので、往復する日は他を詰め込まないでください。


細かいけれど、効くこと

  • 薬とお薬手帳:常用薬は必ず。旅先で切らすと大変です
  • 上着:北海道は寒暖差が大きい。特に高齢の方と子どもは体温調節が難しい
  • クッションやブランケット:2列目に一つあるだけで、腰の負担が違います
  • 飲み物を切らさない:郊外は自販機も少ない区間があります
  • トイレの場所を把握しておく:道の駅、コンビニ。郊外では30分空くこともあります
  • 運転者を交代できるようにしておく:登録は事前に。免許証を全員分お持ちください

まとめ

三世代旅行の車選びは、走行性能ではなく乗り降りのしやすさで決めてください。スライドドアで、床の低い車。シエンタか1BOXが基本です。

行程は、いちばん体力のない人に合わせる。1日150kmまで、行き先は2か所まで、1時間ごとに休憩。旭川を拠点にすれば、この条件のなかで十分に見どころを回れます。


ご相談ください

人数と年齢構成、体力面で気をつけたいことを教えていただければ、それに合った車種と、無理のないルートをご提案します。「祖母が足が悪くて」といった具体的なことも、遠慮なくお伝えください。

お電話は0120-923-634。LINEやウェブのお見積もりフォームからもご相談いただけます。営業時間は9:30〜18:30(受け渡し・ご返却の最終受付は18:00)、毎週火曜が定休日です。いただいたお問い合わせには営業時間内に順次お返事いたしますので、少しお時間をいただくことがあります。旭川市永山二条10丁目1番39号です。

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