冬の旭川で雪道を走るレンタカー

冬の旭川レンタカー完全ガイド。氷点下20度の街で車に乗るということ

旭川の冬は、日本の他の街とは規模が違います。氷点下20度を下回る日があり、根雪は4か月近く続き、積雪は1メートルを超える。この環境で車を運転するというのは、本州の冬とは別の行為だと思ってください。

脅かすつもりはありません。地元の人間は毎日普通に運転しています。ただ、それは知識と習慣があるからです。その知識を、順番にまとめておきます。


旭川の冬の、時期ごとの顔

  • 11月:積雪が始まる。路面が乾いた場所と凍った場所で混ざる、一年で最も事故の多い時期のひとつ
  • 12月〜1月:本格的な真冬。圧雪路が安定するぶん、実は走りやすい面もある
  • 2月:最も寒い。氷点下20度を下回る日も。空気が乾いて路面は締まる
  • 3月:日中に溶けて夜に凍る。もう一つの事故多発期
  • 4月:雪解け。路面に砂利や穴が出てくる

意外に思われるかもしれませんが、真冬より11月と3月のほうが危ない。理由は、路面が読みにくく、しかも運転者の緊張感が緩んでいるからです。


冬の運転、3つの原則

1.速度を落とす

夏より2〜3割遅く。冬タイヤを履いていても、氷の上では止まれません。これが唯一にして最大の対策です。

2.車間を夏の倍以上取る

制動距離が伸びます。前の車との距離が、そのまま安全余裕になります。

3.急のつく操作をしない

急ブレーキ、急ハンドル、急加速。すべてがスリップの原因です。ブレーキは早めにゆっくり、ハンドルは滑らかに。操作を1つずつ、間を空けて行ってください。


凍りやすい場所を、覚えておく

  • 橋の上:下が空気なので早く冷えます。旭川は川が多く、橋も多い
  • トンネルの出口:路面と明るさが同時に変わります
  • 日陰のカーブ:一日中日が当たらない場所は凍ったまま
  • 交差点の手前:ブレーキで磨かれて滑ります
  • 坂道の途中:上りで止まると再発進できないことがあります

見た目が濡れているだけに見えて実は氷、というのがブラックアイスバーンです。見分けるのは難しいので、条件で判断してください。気温0度前後、前日に雨か雪、朝または日没後。この条件が揃ったら、乾いて見えても凍っている前提で走る。


旭川ならではの、道路の話

わだち

圧雪路に、車のタイヤが通った溝ができます。これに入ると、ハンドルを取られます。わだちから出るときは、ゆっくりと。無理に出ようとして急にハンドルを切ると、反対車線へ飛び出します。

雪の壁

除雪した雪が路肩に積み上がり、交差点で左右が見えなくなります。一時停止のあと、少しずつ前に出て確認してください。車高の高い車のほうが、この点では有利です。

除雪車

早朝に作業しています。追い越そうとせず、後ろについてゆっくり走ってください。除雪車の前は雪が残っています。

駐車場所

除雪の妨げになる路上駐車は、地域の迷惑になります。旭川では、これがかなり深刻な問題です。必ず駐車場に停めてください。


立ち往生に備える

大雪で道路に閉じ込められることが、毎冬どこかで起きます。このとき最も大事なのは、マフラー周りの雪を掻き出すことです。

排気管が雪でふさがれると、排気ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒を起こします。実際に死亡事故が起きています。エンジンをかけたまま雪に埋もれるのは、非常に危険です。

冬に車へ積んでおきたいもの

  • スコップ(最重要。命に関わる装備です)
  • 毛布、使い捨てカイロ
  • 飲料水と日持ちする食べ物
  • モバイルバッテリー
  • 長靴と手袋
  • 解氷スプレー、雪落としブラシ

それから、燃料は半分を切ったら入れる。停電するとスタンドの給油機も止まります。半分入っていれば、暖房を使いながら数十時間しのげます。


出かけないという判断

身も蓋もありませんが、これが最善の対策です。猛吹雪の予報が出ている日は、出かけない。北海道の吹雪は視界がゼロになります。「たぶん大丈夫」で出発しないでください。

高速道路が閉鎖されることも珍しくありません。出発前に道路情報と気象情報を確認する習慣を。地元の人間も、毎朝これをやっています。


冬の車選びと料金

  • 市街地中心:軽(24時間3,700円/7日パック22,200円)。除雪された道なら十分です
  • 郊外・長距離:コンパクト(24時間4,900円/7日パック29,400円)。安定感が効きます
  • 雪の多い時期・視界を確保したい:SUV(24時間6,800円/7日パック40,800円)
  • 4名以上:シエンタ(24時間5,600円)または1BOX(24時間7,900円)
  • 冬季の長期滞在:30日パック(軽59,200円〜)。タイヤの管理から解放されます

冬期間は冬用タイヤ装着車でご用意します。別料金にはしていません。北海道で冬に走るなら必要なものですので、有料オプションにする発想がありません。


まとめ

旭川の冬は、11月と3月が最も危ない。速度を落とす、車間を倍取る、急のつく操作をしない。この3つが基本です。橋の上、トンネル出口、日陰のカーブ、交差点手前、坂道の途中は凍りやすい。

スコップを積み、燃料を半分以上保ち、吹雪の日は出かけない。これだけ守れば、旭川の冬は十分に走れます。


ご相談ください

冬の運転が初めての方は、ご予約のときにお伝えください。出発前に、その日の路面状況と走り方をご説明します。「今日は遠出をしないほうがいい」とお伝えすることもあります。それも仕事のうちだと思っています。

お電話は0120-923-634。LINEやウェブのお見積もりフォームからもご相談いただけます。営業時間は9:30〜18:30(受け渡し・ご返却の最終受付は18:00)、毎週火曜が定休日です。いただいたお問い合わせには営業時間内に順次お返事いたしますので、少しお時間をいただくことがあります。旭川市永山二条10丁目1番39号です。

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