軽自動車のレンタカーで北海道の道を走る

軽自動車で北海道を走るのは、本当にきついのか

「北海道は広いから、軽自動車だと厳しいですよね」。予約の電話で、こう言われることがよくあります。だいたいの場合、私は「そんなことないですよ」と答えます。ただし、条件付きで。

軽で北海道を走ることの、実際のところを書きます。良い面も、正直に厳しい面も、どちらも。


まず、軽が有利な点

料金が明確に安い

1日4,290円、1週間25,740円、1ヶ月98,670円。コンパクトとの差は1日700円弱ですが、1ヶ月では約1万6千円の差になります。長く借りるほど効いてきます。

燃料代が安い

1週間で1,000km走ったとして、軽と1BOXの燃料代の差はおおむね5,000円前後。金額としては大きくありませんが、確実に浮きます。

駐車が圧倒的に楽

これは実用面で一番大きい。夏の観光地の駐車場、市街地の古い店の駐車場、そして冬の雪で狭くなった道。軽の取り回しの良さは、こういう場面で毎回効きます。

細い道に入っていける

美瑛の農道、丘の細い道。対向車が来たときに、待避に困らない。写真を撮りながら細い道を流したい方には、実は軽が向いています。

最近の軽は、思っているより広い

N BOXのような背の高い軽は、室内高が驚くほどあります。大人2名なら、居住性で不満が出ることはまずありません。


では、どこが厳しいのか

高速道路での長距離

ここが最大の弱点です。旭川から札幌まで往復280km、網走まで往復440km。こういう距離を高速中心で走ると、疲れ方がコンパクト以上のクラスとはっきり違います。エンジン音、直進安定性、横風の影響。すべてが積み重なります。

4人乗って荷物も積む

定員は4名ですが、4人乗ると荷室はほとんど残りません。スーツケースが2つ入れば良いほうです。大人4名で長距離という条件なら、素直に一つ上のクラスにしてください。

峠の登坂

三国峠のような標高を上げる道では、エンジンが回りっぱなしになります。走れないわけではありませんが、余裕はありません。

横風

オロロンラインのような海沿いの道は、風が強い日があります。背の高い軽は横風の影響を受けやすいので、速度を控えめに。

冬の深い雪

除雪された道であれば問題ありませんが、駐車場の雪や、除雪の残った脇道では車高の低さが不利になることがあります。


結論:こういう旅なら、軽で十分

  • 大人1〜2名(子ども1名まで)
  • 1日の走行距離が150km程度まで
  • 旭川を拠点に、美瑛・富良野・層雲峡あたりを日帰りで回る
  • 荷物はスーツケース2つ程度まで
  • 高速道路の長距離連続走行がない

この条件に当てはまるなら、軽で何も困りません。というより、駐車の楽さを考えると軽のほうが快適です。

逆に、一つ上を勧める場合

  • 大人3名以上
  • 1日200km以上走る日がある
  • 札幌、網走、稚内など道内の遠方へ足を伸ばす
  • 荷物が多い、キャンプ道具がある
  • 高速道路が中心の行程

このうち2つ以上当てはまるなら、コンパクト(1日4,980円)以上をおすすめします。差額は1日700円弱です。1週間で5,000円弱。疲労を考えれば、十分に見合う金額だと思います。


長期利用なら、軽の価値がさらに上がる

1ヶ月98,670円、1日あたり約3,289円。日常の足として使うなら、この金額は大きな武器になります。旭川市内の移動、買い物、送迎、通勤。この用途で軽以上のものが必要になる場面は、そう多くありません。

短期滞在、転勤の立ち上がり、車検や修理の間の代車。こうした用途では、軽のマンスリーが最もコストパフォーマンスの高い選択です。


まとめ

軽で北海道を走るのは、まったく問題ありません。ただし「1〜2名、1日150kmまで、高速中心でない」という条件付きです。この範囲なら、駐車の楽さと料金の安さで、むしろ軽のほうが快適だと思います。

逆に、3名以上、長距離、高速中心、荷物多め。この条件なら、素直に一つ上のクラスへ。差額はわずかで、疲れ方がまるで違います。


迷ったら聞いてください

人数、行き先、1日の移動距離。この3つを教えていただければ、軽で足りるかどうかをはっきりお答えします。足りると思えば軽をおすすめしますし、無理があると思えばそう申し上げます。

お電話は0120-923-634。LINEやウェブのお見積もりフォームからもご相談いただけます。営業時間は9:30〜18:30(受け渡し・ご返却の最終受付は18:00)、毎週火曜が定休日です。いただいたお問い合わせには営業時間内に順次お返事いたしますので、少しお時間をいただくことがあります。旭川市永山二条10丁目1番39号です。

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