冬の運転で、意外と軽く見られているのが視界です。路面の凍結には誰もが気をつけますが、前が見えにくくなる原因は雪だけではありません。ワイパー、ウォッシャー液、ライト、そして窓の曇り。どれも小さなことですが、重なると運転の難しさが一段上がります。
前の車が跳ね上げる「泥雪」
冬の道路には融雪剤や砂がまかれていて、溶けた雪と混ざって灰色の泥のようになります。前の車がこれを跳ね上げ、フロントガラスに当たる。ワイパーで拭くと、薄く延びて視界が白く濁ります。
対策は、車間を広く取ることと、ウォッシャー液をためらわず使うことです。ウォッシャー液なしでワイパーだけ動かすと、かえって見えなくなります。
ウォッシャー液は、思ったより減る
冬は夏の何倍もウォッシャー液を使います。長距離を走る日は、途中で残りを確認してください。ガソリンスタンドで補充できます。北海道では冬用の凍りにくいものが使われています。
ワイパーに雪や氷がつく
雪が降り続く日は、ワイパーのゴムに氷がこびりついて、拭いても筋が残るようになります。安全な場所に停めて、手で氷を落としてください。走りながら何とかしようとするのは危険です。
ライトに雪が積もる
雪の降る中を走ると、ヘッドライトやテールランプに雪が付いて暗くなります。自分の視界が悪くなるだけでなく、後ろの車から見えにくくなる。休憩のたびに、ライトの雪を払っておいてください。
車の屋根の雪は、必ず下ろす
屋根に雪を載せたまま走ると、ブレーキを踏んだときにフロントガラスへ雪が滑り落ちて、一瞬で前が見えなくなります。後ろの車に雪の塊が飛ぶこともある。出発前に、屋根とボンネット、窓、ライトの雪をすべて下ろしてください。
内側の曇り
雪で濡れた服や靴を持ち込むと、車内の湿気が上がって窓が曇ります。エアコン(A/C)を入れ、外気導入にすると早く取れます。冬でもエアコンは使って構いません。
逆光と雪の照り返し
冬の太陽は低く、朝夕は真正面から差し込みます。晴れた日の雪原は照り返しも強い。サングラスがあると、目の疲れ方がまるで違います。
まとめ
冬の視界は、泥雪、ワイパーの氷、ライトの雪、屋根の雪、内側の曇り、逆光で悪くなります。車間を広く取る、ウォッシャー液を惜しまない、出発前に雪をすべて下ろす、休憩のたびにライトを払う。これで、冬の運転はずいぶん楽になります。
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冬の運転に慣れていない方は、受け渡しのときにお伝えください。ライトやワイパー、デフロスターの使い方を、車ごとにご説明します。
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